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父からのプレゼント


まだ四十九日も済まないけれど、結婚式はいけるんかなぁ。

 

うちの宗派だけかもしれないが、 

「祝い事はどんどん行なってください。」

というお寺さんからのお言葉で気持ちが楽になり、

結婚式は予定通り行なう。


初孫の結婚をあんなに待ち焦がれていた父だもの、

延期したりするのは悲しむに決まってる。

痛みが引いているときは、結婚式に出られると喜んでいたね。

父の写真を持って行ってあげよう。 

 

そしてまだウジウジと父のこと。


日が経つにつれ悲しみは薄れるものではないのね。

あれは夢だったかのように、また父がひょっこりやって来る気がしてならない。

私は父のことが本当に大好きだったんだなぁ。

世界でいちばん好きだったんだって、今になって気がついた。

 

 母によると、父は亡くなる前日に、

「電車に乗る。駅に連れて行ってくれ。 行かんとあかん!」

ベッドの柵から身を乗り出して起き上がろうとしていたそうだ。

そして最近になって、母は夢を見た。

お気に入りのスーツを着て、玄関で靴を履いている父に、

真新しいハンカチを渡して、

「行ってらっしゃい」と、可愛らしく言って見送ったんだと言う。

きっと父は電車に乗って旅立ったんだね。

 

 

 

父は私にプレゼントをくれた。

帯状疱疹になっても痩せなくて、パンパンだった私。

気がついたらスリムな体型になっていた。  

 


長いこと行方不明だったウエストがある!


このありがたいプレゼントを大切にするために、 
戻りつつある食欲と戦おう。 

 

 

  結婚式のウェルカムボード用に 

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      私に描かせてくれたのは、長男からのプレゼント

 


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悲しみよさらば


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「姉ちゃん行っといで。」
 
弟たちがそう言ってくれた。
 
 
「オレが死んだらあいつがいちばん悲しむ。」
 
父は弟嫁にそう言ってたそうだ。
 
父のことが誰よりも大好きだった。
 
父も私のことをいちばん愛してくれたんだね。
 
それゆえ悲しみもいちばん大きい。
 
 
お葬式に初七日の法要もいっしょにするので一段落していた。
 
以前から予定していたオトウサンの実家へ。
 
 
93歳の義母のことが気がかりだったのだけど、
 
行ってみたら 
 
 
 
 
  オトウサンの実家はこのありさま 
 
 
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姪たちの子供で大賑わい
 
義母は歩行器を駆使して家中どこへでも行けるし、何でもできる。
 
そして、デイサービスの陶芸教室を楽しみにしている。
 
それにね、
 
以前より太っていて、シワが伸びて若返ってる!!
 
 
義母の健康は義兄夫婦のおかげ。
 

とても楽しかった。
 
あんなに悲しかった私はどこへやら。
 
 
 
 
 
 
 
私の母はと言うと、
 
 
「連れ合いを亡くすということは、親を亡くすよりも辛いんやで。」
 
伯母たちはいうけどね、
 
 
「おじいちゃんの写真がこっちを睨んでいて怖い。」と母。
 
 
入院中はあんなに仲良かったのに・・・ 
 
父よ、思う人には思われず。
 
 
母は大丈夫やわ。
 
 
 
 
 

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楽しかった日々


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「コジロウに会いたいのぅ」
 
        病床で父は言った。 
 
 
 
 
そして8月8日、父は満88歳でした。
 
 
わずか1ヶ月の入院生活。
 
無口だった父が、病院で毎日、母や私といっぱい話をした。 
 
思い返せば楽しい日々でした。
 
それは最後に私たちに与えられた神様からの贈り物だったのでしょうか。
 
 
 
今はまだ夢の中の出来事のようで、
 
悲しみはまた、じわじわと来る。
 
 

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